複利は人類最大の発明だ。複利と単利はどれだかわるの??
金利という概念には2種類あります。
それが単利と複利です。
本日は単利と複利の違い、しいては、複利の威力を感じていただければと思います。
目次
「複利は人類最大の発明だ」
まずは問題です。「複利は人類最大の発明だ」という言葉を残したのは誰でしょう?
A.アインシュタイン
B.福山雅治
C.石原さとみ
D.私
皆さん答えはわかりましたか??
「複利は人類最大の発明である」この言葉を知っていたでしょうか。
もはやクイズになっていませんが、この言葉はかの有名なアインシュタインが言った発言とされています。
アインシュタインといえば、相対性理論などが有名で、誰もが聞いたこと世界でもトップレベルに有名な物理学者です。
そんな偉大な物理学者が言ったのです。「複利は人類最大の発明」だと。
複利ってそんなにすごいのかよと思うかもしれませんが、どれほどの爆発力があるのか説明していきます。
正直私は、相対性理論と言われても全く何のこと理解できませんが、複利は簡単に誰もが理解できますのでご安心を!!
単利と複利とは
まずは簡単に単利と複利の説明を行います。
単利
元本にのみ金利が付くのが単利である
例)100万円を年利5%の単利で運用する場合
そうした場合、1年目は5万円、2年目も5万円、3年目も5万円と毎年5万円が利息として変わらず支給されます。
最初の元本に応じて金利が支払われる状態のことを単利といいます。
複利
元本のみでなく、元本によってついた利息に対しても金利が支払われます。
例)100万円を年利5%の単利で運用する場合
1年目金利5万円、ここまでは単利と差がありません。
しかし、2年目からは1年目に配られた5万円が元本に加算されるため、
2年目では5万2500円の利息が
3年目では5万5125円と前年度分の金利が、元本に加味された形で支払われるのが複利となります。
上記の説明では数千円程度しか変わってないじゃんと思うかも知れません。
しかし、長期的な目線で見てみると・・・
単利と複利はどれくらい変わるのか
100万円を年5%の利率で運用した場合を単利と複利それぞれのパターンで見ていきます。なお、今回は積立等は行わず、純粋に元本の100万円がどれだけ増えるのかにつおて考察しています。
単利の場合
単利の場合はシンプルです年間5万円の利子払いが30年間続くので
30年間で150万円ほど増えます。
単利の計算は非常にシンプルでわかりやすいです。
複利の場合
毎年ごとに受け取る利息の額が変化してしまうので、複利の場合は計算が少々煩雑になってしまいます。
しかし、今のご時世アプリで簡単に複利計算が行えてしまいます。
気になる方、積立てる金額や利率を変えながらいろいろ計算してみると新たな発見があるかと思います。
元本や利回り、運用年数などを入力するとさらっと出てくるので、今回の場合を計算してみると30年後には約330万程度になってしまいます。
単利と複利で80万円もの差が出ました。
これをさらに積立を行いながら複利運用を行えば、その差は必然だと思います。
まとめ
単利と複利を比べると圧倒的にパフォーマンスに違いが出ます。
特に、私が推奨する、長期積立投資を行うのであればその力は計り知れません。
複利というものは雪だるま式で元本が増えていくので、年を追う毎に威力が増していきます。
複利を最大に活かすためにも少しでは早い段階から複利を活かした運用を行っていくことが大切なのではないでしょうか。