貯金と投資って実際どれくらい変わるの??
前回の記事では配当金だけで生活するには大体どれくらい資産があればいいのかを計算しました。
はい簡潔に必要な額だけ述べます。5100万円です。
僕ら一般人が簡単に貯められる金額ではないことは火を見るより明らかですね。
ここからが本題です。確かに毎年100万円ずつタンスにせっせとため込んだら51年かかります。20歳から貯め初めても、5100万貯まるころにはリアルに退職し、リタイアしている年齢です。
ただ、この計算は金利という概念を完全無視しています。そこで、ただ貯めるのではなく運用してみるとどうなるでしょうか?
目次
毎年100万円ずつ銀行に預金した場合
え?銀行に預けるのって運用に入るの?と思うか方もいるかもしれませんが、立派な運用です。現在の金利は言わずもがな雀の涙ほどですが・・・(計算が複雑になってしまうので、手数料等の費用は税金を除き無視させていただきます。)
2020年現在日本銀行のサイトによると
普通預金 年平均0.001%
定期預金 年平均0004%
となっています。調べてたら普通に0の数間違えたかと思いました笑笑
今回は年100万円貯めているので、普通預金にお金を入れると年間10円増えます(笑)
入金額等によっても多少差が出ますし、ネットバンキング等では条件次第でもう少し金利がいい銀行も実際にはあります。まあ高くて0.2くらいです。
年間10円増えたところで、塵も積もれば山となるとはいいますが、5100万という目標金額の前ではほぼ無意味です。
ちなみに、50年間年利0.001%で50年運用すると大体1万くらい増えるみたいです・・・
なので、毎月100万円ずつ、せっせと預金したところで5100万円貯める日数は51年で変わりません。
それでは株式で運用するとどうなるでしょうか?
毎年100万円ずつ株式に投資をした場合
株式投資の世界では、暴落する年ももちろんありますが、大体年4~7%くらいの利回りが期待できると言われています。
そこで、今回はリタイアに必要な額を計算したときと同じように年率5%に20%が課税されるという前提で計算させていただきます。(預金と同じく手数料等の費用は税金を除き無視させていただきます。)
1年目 100万×1.04=104万円
すでに、1年目から預金との差は明白です。それでは続けます。
2年目 204万×1.04=212.16円
3年目 312.16万×1.04=315.28万
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28年目 5196円到達!!
毎年100万円を年率5%で回せば約28年で目標の5100万円に到達します。
預金との差23年です。
リスクをとることで5100万円までの道のりが23年も短くなります。
30歳から準備を始めてもギリギリ60歳手前でのリタイアが可能です。
これが長期投資の力です!!
投資ってすごいと思っていただけた方もいるかと思いますが、その一方で
いやいや、そもそもちゃんと毎年4%のパフォーマンスって本当なの??っていうのが本音かと思います。そこで、次回は
投資のパフォーマンスてどくらいなのか証明していきます!!