セミリタイアするためにはいくら資産が必要か
セミリタイアをするためには一体いくら資産があればいいのでしょうか?
何十億という資産を持っていれば、一生遊んで暮らせるとは思いますが、我々一般人には非現実的な数字ですよね。
答えは5億円でしょうか、1億円でしょうか、はたまた5000万くらいでしょうか?あまりイメージが出来ないと思います。
そこで、今回は、最低どれだけ資産があれば労働せずに生活をしていくことが可能になるのか考えてみたいと思います。
今回の前提条件として、現在私は毎月17万円ほど会社からお給料が支給されるので、月17万円の収入があれば、最低限の生活はできると考えられます。なので、ひとまず必要な収入は月17万円とします。
すると年間で17万×12ヶ月で年間204万円の収入がほしい計算となります。
株式市場の利回りが大体年4~7%くらいと言われています。(キャピタルゲインの上昇もあるので配当金だけで4~7%の利回りがあるという訳では本当はありませんが・・)そこで、ここでは仮に年率5%の配当金が毎年支払われると仮定します。また、配当金には大体20%の税金が課税されます。すると配当金は年約4.0%もらえる計算になります。
年間必要な204万を配当金で賄うには・・・
204万÷4.0%=約5100万となります。
5100万です。5100万円の資産があれば毎月税引き後17万程度の収入がはいってくるのです。感じ方は人それぞれかと思いますが個人的な感想としては・・・
5100万貯めるのまずくそ大変やんと思いました。
5100万ですよ!!5100万!
年間100万円ずつ貯金しても51年かかります。
おわた、年間100万円貯金するのも大変なのに5100万円貯金ができるころには70歳過ぎ、すでにおじいちゃん、ぽっくりいってる可能性もあります。セミリタイアの前に会社もリタイアしている年齢です。
最低限の生活費17万円のために5000万円を越えるお金がいるのかと感じる方も多いと思います。そんなんじゃ意味ない!!宝くじでも当たらない限り、一般人にはセミリタイアは無理ではと思う気持ちも理解できます。
私はそんなことはないと思います。
確かに、貯金だけでは年間100万円ずつ貯金しても51年かかりますが。貯金ではなくそのお金をコツコツ投資に回したらどうなるでしょうか?
冒頭で少し触れましたが、株式市場では年4~7%程度の利回りが見込めるといわれています。たしかに、リーマンショックのような大きく相場が落ち込む局面もありますが、平均すると4~7%くらいは狙えるといわれています。
では実際にコツコツと投資をしながら5100万を目指すと貯金だけの場合とどれほど違いが出るのか次回解説していきます。